Deemo(Android版) その2
(Deemo本編と”忘れ去られた砂時計”のネタバレを含みます)
(また、あくまで個人の感想であり、公式とは異なった解釈を多分に含みます)
今回はストーリーや曲についての自分の感想を。
一応こちらも参考に。
Deemo(Android版) その1 - 回り道と臆病者と。
で、ですね。
その1でも書いたように、このゲームはストーリー付きの音ゲーなのですよ。
なので、ストーリー内容に密接に関係する曲とそうでもない曲があってですね。
それを噛みしめると、よりこのゲーム(というより世界観)に深みが増すというか。
まぁ、有料コンテンツほぼやってませんから、あんまり参考にはなりませんが。
では、ネタバレ含めた感想を述べていきましょう。
是非やってないかたは、プレイしてから読むことをおススメします。
まずストーリーの大元の骨子は
「少女Aliceが夢から覚めるまでのお話」
でして、Aliceの見た夢、もしくは
・Deemo(正体はAliceをかばって事故死した、兄のHans)
・仮面の少女(正体はたぶん夢を見続けることを選んだAlice)
との関わり、彼らの思いなどがテーマになってるんだろうなぁ、と考えています。
Bookの1Aの最初の曲が”Dream”なのもそのまま過ぎますし。
で、”1周目の”Aliceは何らかの理由で生死をさまよっていて
(この描写はEDなどで分かります。理由は事故のせいであると思いますけれど
”Nine point eight”→9.8=自由落下時の重力加速度=飛び降り自殺? の歌詞を考えると、兄を追って自らこの世界にやってきたとも取れなくもない)
”2周目以降”のAliceは、恐らく望んでこの世界に来ている
(本編の言葉のいくつかに周回の記憶を匂わせている)
(AliceはDeemo=Hansのことが忘れられない、夢から解放してあげたい?)
(EDの時のカードでAliceは周回を重ねるごとに成長している、その姿は未来予想図ではなく、忘れられた砂時計を起動して、あの頃に戻ったのではないか、と推測する)
Deemoは話せないなりに、その思いを曲に綴っていたり。
仮面の少女は1周目では諦めさせようとしていたけど、2週目以降ではどうしていいかわからない、等の発言をしたり。
その辺を噛み締めると、テーマはやはり「夢から覚める」なんだろうなぁ、って。
普遍的ながらも重いテーマだと思います。
誰かを亡くしたことのある人にとっては、特に。
それらを踏まえて、私の好きな曲をいくつか述べて行こうと思います。
1AよりWings of piano、Undo、YUBIKIRI-GENMAN
1BよりPulses、Sairai、Leviathan
2よりLiving In The One、The Beautiful Moonlight、Altale
Shattered以降はあまりやってませんがNigthfall、Kimi ga Nokoshita Sekai de、The 105th Daysなど
殿堂入り:Fluquor、"M"の3シリーズ(特にMarigold)
まぁ好きな曲だらけなんですけどね。
やっぱりストーリーに繋がっている曲ほど思い入れは強いですね。
個人的に殿堂入りの曲については、その3(あれば)で語るかも。
今回はこの辺で。