苦手なものも程度によっては
命取りになりかねないということ。
まぁ彼が閉所恐怖症だというのは知っていましたが、頭部用磁気コイルをセットした時点で呼吸困難に陥る程度だったとは意外でした。
何言ってるか解らない方のために説明しますと、
- まずMRIを画像検索してください。
- 検査する人はその装置にあお向けになって頭を筒の中に入れますが、
- その前に検査部位:今回の場合は脳ドックなので頭にホッケーマスクみたいなものを被せます。
- その後筒の中にて20分程度騒音のなかじっと動かないでいます。
そんな検査です。父は閉所恐怖症の旨を伝え、事前に安定剤を投与された上で検査に入りましたが、3の段階で呼吸困難になりだめだったそうです。
人には誰しも苦手なものが1つや2つ、あるいはたくさんあるでしょうが、その対応いかんによっては危険に晒すことになりかねません。各種アレルギーとかパニックとか迷走神経反射とか。
大事なのは理解。苦手を気合とかやらで克服できる類のものなのか、それとも対応次第では命取りになりかねないものなのか。
そこんとこの意識の転換点は、既に通り過ぎているはずなのですが、まだまだ無知が悲劇を起こすこともまああるわけで。
アレルギーあるのに給食無理に食わせるとか、アルコールは飲めば慣れるとか言って無理に飲ませるとかさ。
そんなことを少しだけ、考えてしまいました。